ピッチャーはコントロールが1番重要です。
いくら球が速くてもストラックが入らないと野球になりません。
少年野球も同様で、コントロールが良いピッチャーがいるチームは強いです。
試合に負けるほとんどのパターンはピッチャーのファーボールとエラーです。
そこで、少年野球時代から取り組むコントロール練習法をご紹介します。
部屋の中での隙間時間キャッチボール
小学校低学年タイミングから是非身につけてもらいたい事が「空間認識能力」です。平面ではなく立体に空間を捉え、そこに物体を投げ入れる動作です。
空間認識能力を鍛え、コントロールに繋げる事が目的ですので、家の中で使う物体は軟式ボールじゃなくて大丈夫です。むしろ様々な物体でやることをおすすめします。
- ピンポン球
- 100円ショップで売ってる柔らかボール
- 新聞紙を丸めた球 などなど
上記は一例ですが、様々な物体を使って家の中で、下投げでも上投げでも良いのでキャッチボールをしてください。距離も1メートルぐらいの近さでも大丈夫です。
ポイントは隙間時間を見つけて、遊びながら毎日数をこなす事です。
相手をしてあげれない時はゴミ箱に物体を狙って入れるゲームをやらす事も効果的です。
数をたくさんやらせたいので、楽しくなくては続きません。重要な事は遊び感覚でルールを色々変えて飽きないように楽しみながら数をこなす事です。
やればやるだけ空間認識能力が高まり、コントロールが身につきますので、子供が自らたくさんやるように上手く導いてあげて下さい。
毎日のキャッチボール
家庭環境にもよりますが、外に出て5分でも良いので毎日キャッチボールをおすすめします。
我が家の場合は毎朝家の近くの空き地で15分ほどキャッチボールをするのを日課にしています。
これは親の覚悟ですね。
子供の野球技術を上手くするには親の努力なくして達成はありえません。
継続は力なり。これに尽きます!
カゴ入れスロー
これは土日祝日のチーム練習で取り組む練習です。
カゴにボールを入れて管理しているチームが多いと思います。
このようなカゴからカゴへボールを移す練習です。
1カゴに100球ぐらいのボールが入ります。空カゴを5メートルぐらい先に置き、下からトスで100球中何球入るかの練習をひたすらする。距離を伸ばしたり、上から投げたりと取り組み内容を進化させながら数をこなさせます。
この練習なら一人でできますので、チーム練習の最中にピッチャーだけをピックアップし、別メニューでひたすらやらすと良いと思います。
コントロール習得には数です。
全力投球を繰り返す練習ではないので、何百球でも反復できます。
やればやるだけコントロールは良くなりますのでおすすめです。
近距離ピッチング
実践ピッチングの前段階として、近距離ピッチングを紹介します。
少年野球はピッチャープレートからホームベース間 16メートルの距離ですが、半分の8メートルでピッチングをします。
しっかりしたフォームでコントロールを意識して投げます。
3球連続でストラックを投げられたら1メートル後ろに下がる。3球連続でストラックを投げられなかったら前に戻るを繰り返し、16メートルに到達するまでやり続けます。
コントロールを意識づけさせる良い練習ですので、球数制限をしながらやってみてください。
まとめ
コントロールを良くするためには練習の数が必要です。
元々空間認識能力が高く、感覚に優れている選手もいますが、どの選手にも言える事として、練習すればするほどコントロールは良くなると言う事です。
地道な練習の積み重ねになりますが、家庭内での練習から、親子でしっかり取り組めば結果はでます。
是非参考にしてみて下さい。
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