効果抜群!足袋シューズで野球練習させてます!

少年野球

野球三兄弟(中学2年、小学5年、3年)をプロ野球選手にする為、日々試行錯誤しながら様々な事に取り組んでいる野球親父です!

現在私は次男の5年生チームのヘッドコーチをしているのですが、4年生になるタイミングでチームで話し合い、足袋シューズのチーム採用を決めました。

当然強制ではなく任意でしたが、12名のチームメンバー全員が購入し着用する事になり、1年が経過している状況です。

長男(中学2年)の少年野球タイミングでもヘッドコーチとしてチームに携わっていましたが、足袋シューズは採用しておらず、基本はスパイクでの練習でしたので、1年間の結果は比較できると思いますので、足袋シューズの感想を語っていきたいと思います。

足袋シューズとは

足袋に耐久性を増す為にシューズのアウトソールが張り付いた形状です。

足の親指とその他4本の指の間がセパレートになっていますので、履いて歩くだけで、一般のシューズと違い足の指を使って歩いている感覚が分かります。

足袋の効能として、足の指で地面を掴みながら歩く構造になっているので、足裏の筋力を鍛える事ができます。

我がチームで揃えた足袋シューズはこちらです。

足袋シューズを使ってみて感じた事

我が子、我がチームに試すなら 自分自身も履かないと分からないと言うのが私のポリシーなので、同じタイミングで購入し着用してみました。

【メリット】

  1. とにかく足が軽く感じる
  2. 足が速くなった気がする
  3. 気持ちいい

【デメリット】

  1. 練習の後半、足裏がめちゃくちゃ疲れてくる
  2. 冬場は寒い

メリット1の軽く感じる理由は、足袋の特徴からくるカカトのフィット感と親指と人差し指でシューズを挟み込んでいる形状にあると思います。

メリット2は裸足感覚で、指先を使う意識を持たせる構造なので、走る時の着地が母指球着地になり、速くなると考えられます。

走り方に関する内容を別の記事で書いていますのでご確認下さい。足袋シューズを履くとこの理想の走り方に勝手になる感覚があると言う事です。

【おすすめ】足が速くなる最強グッズの紹介
野球において「走る」は非常に重要です。足にスランプはないとよく言われます。走、攻、守において、一番好不調の波が少ないのが走塁。足が速い事は計算できる強みで、レギュラー獲得に重要な要素です。

メリット3は裸足感覚なので、足裏が適度に刺激され気持ち感じです。

私的にはデメリットの部分がかなり重要だと考えます。

デメリット2はさておき、デメリット1の足裏が疲れると言う点がポイントです。

なぜ疲れるのか?ですが、普段履いている一般シューズの日常では指先を使い足裏で地面を掴み蹴る感覚はシューズに守られすぎて味わえません。すなわち足裏の筋肉をあまり使わずに生活している状態です。

しかし、足袋シューズを履くと、指先を使ってしまう構造になっているので、足裏の筋肉が自ずと使われる事になります。普段使っていない筋肉なんで、足袋シューズを履いて1日練習すると足裏の筋肉が鍛えられ疲れると言う流れになるのです。

履いていて気持ちいいのに疲れる(鍛えられる)不思議な感覚のシューズです。

足袋シューズを1年以上使って肌で感じたメリット

私自身の体感からの感想は上記のとおりですが、次はチームとして1年以上使用した子供達を見ての感想になります。

  1. 明らかに走り方が良くなった
  2. 足が速くなった
  3. 下半身(膝、股関節)が柔らかく使えるようになった。

この3点が大きな成果です。

走るフォームが改善される

1の走り方が良くなった点ですが、スパイク、シューズで走らすとカカト着地でパタパタ音を鳴らして走る選手が数名いました。(小学生の足の遅い選手の典型的パターン)

足袋シューズを履く事で母指球含めた前足部での着地になり、接地面積が少ないのでパタパタ音が鳴らなくなります。パタパタ音が鳴らないと言う事は接地時間が短く、うまく地面からの反発の力を利用できている証ですので、足のストライドも伸び、回転数もあがります。理想の走り方を身につけさせる事ができました。

私自身の感想にもありましたように、足袋シューズを履くと、軽い、気持ちいい、速く走れている感じがするなどの体感できるメリットもあるので、子供達がスパイクじゃなく、足袋シューズを履きたがります。この点も、好転する要素だと思います。

足が速くなる

走り方が良くなると足は速くなります。

それと同時に足袋シューズを履く事で、今まで使っていなかった足裏の筋肉を鍛える事になります。

ダブルの効果で足が速くなりました。

スパイクを履いて走っても、足袋シューズで鍛えた脚力があるので、身に付いた良いフォームで走る事ができました。

下半身の動きが柔らかくなった

少年野球の指導に携わっていると、なんで膝を曲げて取らないの?股関節と膝を曲げたら簡単に低いボールは取れるよ!っと言った当たり前で簡単な事がなかなか出来ないケースに頭を悩ませます。まさにアメトークの膝神です。

足袋シューズを履く事でらスパイクで練習している時と比べ、ゴロ捕球の時なんかはあきらかに下半身をうまく使い低い姿勢で捕球できるようになりました。

これはハッキリ理由はわかりませんが、足袋シューズの影響で足裏を柔らかく使え、ベタ足にならない動きになるので連動して膝、股関節も曲がってくるのではないかと思います。

まとめ

小学生を指導するのは難しいです。

言葉で伝える事も難しいし、理解させるのも難しいです。また理解したとしても体で表現するのも上手くできない。

一番手っ取り早いのが、勝手に良い方向に導いてくれるグッズです。

走るに焦点を当てた時には足袋シューズは最強のアイテムだと思います。

是非参考にしてみてください。

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