野球三兄弟(中学2年、小学5年、3年)をプロ野球選手にする為、日々試行錯誤しながら様々な事に取り組んでいる野球親父です!
プロ野球選手を目指すにあたり、一番重要な事はスピードだと思っています。
中2の長男は小学校4年生までは無双状態の足の速さを誇っていたのですが、小学5年生から体重が増え始め、ダントツ1番の足の速さではなくなりました。
現在中2でチームの中では上の下ランクの足の速さにとどまっている状況です。
元々ダントツの速さを誇っていたのに、なぜくすぶっているのかを私なりに分析してみました。
あくまで仮説ですが、
- 筋力と体重のバランスが合っていない
- 走り方が悪い
この2つが主要因だと考えています。
筋力と体重のバランスが合っていない
中学2年の長男の成長軌跡は
- 小学4年 身長140cm、体重28kg
- 小学5年 身長146cm、体重42kg
- 小学6年 身長154cm、体重53kg
- 中学1年 身長164cm、体重62kg
- 中学2年 身長174cm、体重73kg
こんな成長曲線を描いています。
足が遅くなったタイミングは小学5年生です。
身長が6cm伸びた事に対して、体重が一気に14kg増えました。14kgと一言で言っても、2リットルペットボトルを7本(1ケース+1本)担いで走る感じだと考えると、重くて進まないのかなぁーっと想像できます。
この体重を動かせる筋力があれば問題ないのでしょうが、小学5年生タイミングでの過度なトレーニングは良くないと判断し、筋力を上げるトレーニングはやりませんでした。
体重が増えた事により、打球が飛ぶようになり、メリットを感じましたが、私が重要視するスピードが損なわれた事が非常に気になっていましたが、成長段階で仕方なしと割り切りました。
成長期が来て、筋力があがれば解決すると安易に考えていましたが、実は簡単な問題ではありませんでした。
ランニングフォームの狂い
小学4年生まで足がべらぼうに速かったので、走り方など教えた事も無かったですし、気にもしていませんでした。
5年生になり、体重が一気に増え、スピードが遅くなった事をきっかけに、走り方を勉強しました。
理想のランニングフォームと息子のランニングフォームを様々な角度から分析しましたが、理想のフォームからかけ離れたものになっており、ショックを受けた記憶が鮮明に蘇ります。
体重が増えたから重くなり遅くなった。筋力がつけば元に戻ると楽観視していましたが、ランニングフォームまでおかしくなっている事に気づきませんでした。
私がランニングフォームについて勉強した記事がありますので、参考下さい。
バランスを崩したランニングフォームを元に戻すのは大変
別記事で書いているように、本を読んだり、YouTubeを見たり、ランニングフォーム矯正グッズを使ったりと試行錯誤しながら理想のランニングフォームにする為に親子で取り組みました。
理想のフォームを指導し、取り組みますが、体のバランスが崩れているのでなかなか思うように体で表現できません。
バランスが崩れた体で、良くない走り方を繰り返ししていた事で、変な癖が染み付いてしまっていました。その良くない走り方が、現状の体には自然な走り方なんだなとも思います。
走り方練習を取り組み出したのは中学1年の春からでした。コロナ自粛もあったので、2ヶ月間ぐらい毎日みっちり取り組めた事で、走り方は改善できました。
まとめ
現在は成長期真っ只中で、筋力も徐々についてきて、筋力と体重のバランスもましにはなってきました。
174cm.73kgの体格に見合う筋力はまだまだ足りず、体重をコントロールできているとは言えない状態ですが、ランニングフォームはキープできていますので、成長の状況と相談しながら、徐々にトレーニングを増やしていこうと考えています。
体重10kgマイナスの63kgぐらいなら動きやすいんだろうなーっと思いますが、成長期なんで、まだ縦にも伸びるはずなんで、焦らず成長を見守ろうと思います。
私の経験ですが、成長段階で体のバランスが崩れるケースがあります。(まさに我が家の長男ですが)
親が気付いてあげて、サポートしてあげる事が大切だと思います。
少年野球で太っている選手を良く見かけます。皆んな足が遅いです。太ってる体重に見合った筋力が無いから足が遅い事は間違いないですが、その中でもランニングフォームを意識させる事で、将来筋力がついてきたり、体が絞れてきた時に一気に足が速くなるように準備すべきだと思います。
体重が思いからと言って、ドタバタした走り方しかできないのではなく、意識させ、意識する事で全然変わります。
是非参考にしてみてください。
私が取り組んだ走りの練習方法を書いた記事を参考にしてみて下さい!
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