【少年野球】ノックを打って打撃力アップ!

少年野球

野球三兄弟(中学2年、小学5年、3年)をプロ野球選手にする為、日々試行錯誤しながら様々な事に取り組んでいる野球親父です!

小学5年生チームを見ていますが、自宅で息子の打撃は強化できるのですが、なかなかチーム全体の打力をあげるのは難しいです。

土日祝日の限られた時間で、いかに効率良く打力アップに取り組むかが、チーム力アップには欠かせない事です。

そこで、指導者が少なくても効率良く、打撃練習ができる方法をご紹介させて頂きたいと思います。

自宅での打撃強化に関する記事も以前に書いていますので参考にしてみてください。

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我がチームの打撃の問題点

我がチームの打撃の課題は明確で、

  1. 体が開いてバットのヘッドが出てこない
  2. キャッチー側に体重が残りすぎ

この2つが大きな課題です。

動画を見せながら言葉で説明するのですが、小学生にはなかなか伝わらないのも現実です。

バッティングを良くする為に必要な事

バッティングを教えるのは非常に難しいです。

どんなスイングでもタイミングをうまく取り、いいポイントで打てれば良い打球が飛んで行くのですが、確率を上げる為にはそれなりのスイングの型を作る事は大切だと思います。

打撃フォームを固め、振る力をつける為には反復練習が必要です。

正しいフォームでたくさん振り込めたらレベルアップのスピードは格段に上がる事は間違い無いのですが、指導者、スペースの問題でなかなかできません。

そこで、素振りもやるのですが、より実践に近い形でボールを使ったセルフバッティング練習をご紹介したいと思います。

具体的な練習方法

セルフバッティング練習とは、ノックを打つ事です。

自分自身でヒッティングポイントにボールをトスして、狙いを定めてバットで打つ練習をします。

具体的に実施するノックメニューは

  1. ノーバウンドノック
  2. ワンバウンドノック
  3. ツーバウンドノック

この3つをやっています。

それぞれ説明していきます。

ノーバウンドノック

右バッターの場合、右肩にバットを担ぎ、右手でバットを持ち、左手でミートポイントにボールをトスする事をおすすめします。

左手にバットを持ち、右手でボールを上げても問題ありませんが、小学生には難しいかもしれません。(できるようであればどちらでも良いです)

目線の高さまでトスを上げ、ストライクゾーンに落ちてくるタイミングに合わせてバットのヘッドをミートさせます。

選手に与える課題としては、真っ直ぐピッチャー方向にステップさせて、センターへ打ち返す事をやらせます。

どの様に打てば、ゴロ、ライナー、フライそれぞれの打球が打てるのかを研究させます。

遊びの延長線でやらせています。

スペースが有れば遠くに打たせる、スペースがなければティーネットに向かって打たせています。

我々チームの課題の体が開いてバットのヘッドがでなかったり、キャッチャーよりの体重になりすぎると、ゴロとライナーは打てません。

バッティングフォームの矯正の意味を込めて、ゴロ、またはライナー縛りでノックを打たせるようにするケースもあります。

フライを打たせると、どうしても体が開きドアスイングになり、後ろに体重が残りすぎるスイングになってしまうので。

ワンバウンドノック

頭ぐらいの高めの位置にボールをトスし、地面にワンバウンドしてから打たせます。

ゴロ、ライナー縛りでやらせています。

この練習の良い点は、ワンバウンドするタイミングでキャッチャー寄りの足(股関節)に一旦体重を乗せてから打つ事が自然と身に付きます。

バッティングの基本は体重移動なんで、キャッチャー寄りの足(股関節)に乗せた体重をピッチャー寄りの足(股関節)に乗せ替えて、ボールに力を伝える体の使い方を覚える事ができます。

ツーバウンドノック

テニスの様に高々とトスをあげ、ツーバウンドまで我慢してボールを打ちます。

ツーバウンドまで待つと、ボールはあっちこっちに散らばります。

色々な場所にバウンドしたボールを足を使って追いかけて打つので、ボールを打ちに行き、ボールに力を伝える感覚が身に付きます。

テニスをしているイメージです。

バッティングで前に突っ込むなと良く言われますが、キャッチャーよりに体重が残り過ぎていたら打てません。

ある程度前に打ちに行かなくては勝負になりません。

その感覚が勝手に身に付きます。

まとめ

バッティングは難しいです。

各人が様々な課題を抱えているので、個別に取り組むのがベストなんですが、限られたスペース、限られた指導者で、子供達のバッティングスキルを上げる為の一つの手法として、参考にして頂けたらありがたいです。

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