野球三兄弟(中学2年、小学5年、3年)をプロ野球選手にする為に日々試行錯誤しながら練習に取り組んでいる野球親父です。
少年野球野球指導歴8年目の私が考える、少年野球のポジション別の優先順位と求める選手像を語って行こう思います。
三兄弟流 少年野球ポジション優先順位ランキング
- ピッチャー
- キャッチャー
- ショート
- ファースト
- サード
- センター
- セカンド
- レフト
- ライト
様々な考え方があり、正解はありませんが、私的にこの優先順位に基づいて選手配置をしています。
ポジション別の細かな基準は以下になります。
ピッチャー
チームで一番身体能力が高く、技術力も高い選手を配置します。
総合的にナンバー1の選手でもコントロールに難があるケースは意外に多いです。そんな時は総合力2位の選手を持ってきます。
野球はピッチャーが投げないと始まらないスポーツです。しかもストライクが入らないと試合が成立しません。ピッチャーに一番必要な要素はコントロールですので、総合力を考慮しながらコントロールが良い選手を見つけます。
わたしはこのような基準でピッチャーを設定していきますが、今までのケースとして、身体能力は下の方の選手でしたが、コントロールだけは抜群に良く、エースピッチャーになった例もありました。
野球の面白いところは身体能力で勝てなくても、技術力でカバーしピッチャーもできる所です。
少年野球レベルまでは、ストライクさえ入れば誰でもピッチャーができると思いますので、全員がピッチャーを目指して取り組むべきだと思います。
キャッチャー
ピッチャーが決まったらその選手を除いたメンバーの中で、一番野球が上手い選手を配置します。
キャッチーはボールを取るのはもちろんの事、怖がらず後ろに逸らさず前に止めるガッツと敏捷性。盗塁を阻止できる肩の強さが求められます。
少年野球で一番多いアウトは三振です。3ストライク目のボールをキャッチャーが完全捕球しないと三振は成立しませんし、3塁ランナーがいるケースで投球を後ろにそらしていたら何点入るかわかりません。
ピッチャー以外で、一番プレー機会が多いのもキャッチャーです。
ショート
優先順位3番目はショートです。少年野球は80%ぐらいが右打ちの選手です。右バッターの打球はセンターラインから左側が多くなります。
グランドの左側を守るポジションで守備範囲が一番広いのがショートですので走力が求められます。
また、一塁までの距離もあり、肩の強さも必要です。
盗塁された時のベースカバー、二塁牽制、ダブルプレー、外野中継など様々なプレーが求められます。
走力、捕球能力、投げる力、俊敏性など総合力の高い選手が求められます。
ファースト
優先順位は4番目になります。
内野ゴロで打ち取って、ファースト送球時にポロリをしてしまうとチームの士気が一気に下がります。
取れるアウトは確実に取るを考え、捕球力の高い選手を配置します。投げる力、走力が高くなくても問題ないと考えます。
ピッチャー、キャッチーに次いでボールに触れる機会が多いポジションです。
サード
優先順位は5番目です。
ショートに次いで打球が飛んでくる確率が高いポジションだと考えます。
守備範囲はショートほど求められませんが、捕球力と投げる力が求められます。
センター
優先順位6番目がセンターです。
外野で一番守備範囲が広いポジションになります。
外野フライが飛んだ際、左右両サイドをカバーできますので、外野の要となります。
セカンド
レベルが上がるたびに重要度が増すポジションになりますが、少年野球レベルでは優先順位は7番目になります。
一塁まで近いポジションなんで、ゴロ捕球をポロリしても間に合いますし、投げる力もそこまで必要とされません。一、二塁間に打球が抜けてもライトゴロもありますので、内野手の中では優先順位が低くなります。
レフト
優先順位は8番目です。
右バッターが多いので、ライトフライよりレフトフライが多いです。
ライト
優先順位最後になります。
ライトゴロもあり、フライだけではなく内野手的な要素もあるので重要なポジションなんですが、フライが飛ぶ確率がレフトの方が多いので優先順位は9位にしました。
まとめ
どのポジションも役割があり重要ですが、少年野球はプロ野球と違い、限られたメンバーを配置するしかありません。
少年野球指導経験8年でこの考え方に至りました。今後考え方が変わるケースもあると思いますが、現状の三兄弟理論です。是非参考にしてみてください。
コメント