野球三兄弟(中学2年、小学5年、3年)をプロ野球選手にする為、日々試行錯誤しながら様々な事に取り組んでいる野球親父です!
何故打てるのか?何故打てないのか?原因を追求して解決策を見い出す習慣をつける事は、一流アスリートになる為に重要な力になります。
今回は小学5年生の次男のバッティングを例にしながら、原因追求、解決策を見い出した経緯についてお話ししていこうと思います。
ヒットが打てなくなった次男
小学5年生の次男は右バッターなんですが、5年生になって急にヒットが打てなくなってきました。
アウトコースのストライクボールを見逃して、インコースの球をファールにしてアウトコースで見逃し三振のパターンが増えました。
打てない理由は利き目⁉︎
以前ブログでも書かせて頂きましたが、私は利き目が原因かと仮説を立てました。
利き目に関する記事はこちらです。

次男は元々左目が利き目だったので、右打ちにしていましたが、あまりにも打てなくなったので利き目チェックをしたら左目が利き目になっていました。
これが原因だと考え、顔をピッチャーに正対させ、少しオープンスタンスに修正しました。
これで打てるようになると思っていたのですが、いまいち結果に繋がりませんでした。
他にも原因があった!!
悶々とする日を過ごしていた時、試合でのバッティングシーンを撮影してくれた父兄の方がいて、写真をメールで送ってくれました。
何気なく見ていたのですが、違和感を感じ、よくよく見てみると、ステップの際にカカト重心になっているではありませんか!

写真のように軸足のつま先が地面を捉えられていないのがわかると思います。
これだけカカトに体重がかかってしまっていたらアウトコースのボールが遠くに見えてしまうのは致し方ないと感じました。
何故こうなったのか?
①4年生までは左目が利き目の右バッターで非常に良いポイントでボールをとらえていました。
②何故か分かりませんが、5年生から利き目が右目に変わった事で、ボールの見え方が変化し、ミートポイントがキャッチャー寄りになってしまい、振り遅れ詰まるケースが激増しました。
③利き目に合わせたバッティングフォームに修正。顔をピッチャーに正対し、少しオープンスタンスにさせました。利き目の右目でボール捉えるイメージです。
④利き目に合わせたバッティングフォームにした為に、無意識のうちにカカト体重のバッティングフォームになってしまった。その為アウトコースが打てない、インコースは大ファールになる悪循環に至った。
①〜④の経緯で、打撃フォームを崩してしまった事がわかりました。
次男の打撃をどうやって復活させるのか?
利き目を理解した上でのバッティングフォームは理にかなっているので、そのフォームをキープしつつ、カカト体重にならない工夫が必要だと考えました。
カカト体重にならないバッティングフォーム
- バッターボックスで軸足の爪先がはまるように穴を掘る
- カカトが少し浮くぐらいのイメージで軽く膝を曲げた構えを作る
- テイクバック時に足を上げるとカカト体重になりやすいので、すり足にする
以上の3点の修正を入れました。
1〜3のポイントは全て 打つ前の所作ですので、意識すると必ずできる事です。
この取り組みをした事により、アウトコース、インコースともにスムーズに対応する事ができるようになりました。
この感覚を身に付けて、無意識にできるようになるまで、自主練で振り込んで、フォームを固める段階にあります。
まとめ
打てないにも理由があり、打てるにも理由があります。
何故、何故を追求し、考える事で、パフォーマンスを劇的に上げる事ができます。
我々親父が我が子のプレーを一番見ていますし、知っています。
野球経験が無くても、様々な情報はインターネット上に転がっています。
子供のパフォーマンスを上げてあげる為に、是非、親子二人三脚で取り組んでみて下さい。
我が家の一つの事例を参考にしてみてください。


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