野球三兄弟(中学2年、小学5年、3年)をプロ野球選手にする為、日々試行錯誤しながら様々な事に取り組んでいる野球親父です!
野球の基本はキャッチボールとよく言われますが、わたしも同感であり、本当にキャッチボールは大切です。
キャッチボールが上手くなる方法は以前記事にしていますので、ご確認下さい。
キャッチボールの基本ができてきて、上手になってきたけど、試合の大事なタイミングでポロリ落球と言うケースを良く見かけます。
今回は、このポロリ落球を防ぐ方法をいくつかご紹介したいと思います。
少年野球はなぜポロリ落球が多いのか?
少年野球の試合を見ていると、グローブに入っているのにポロリと落球するケースが本当に多いです。
この原因は
- ボールに集中できていない
- 最後までボールを見ていない
この2つが大きな原因だと考えます。
大人でもそうですが、集中できていない時や、捕球の瞬間に執着しておらず油断した時に落球をやらかしていまいます。
子供は大人に比べ集中力が散漫になりがちですので、この点を改善できる方法を取れれば、ポロリ落球を防ぐ事ができると言う事になります。
ポロリ落球を防ぐ方法
ここからは、ポロリ落球の原因を改善する為の具体的なアクションをお伝えしていきます。
オッケーコール
この方法は試合で打球に対して集中する方法です。
バットにボールが当たった後に大声で「オッケー」と叫びます。
ゴロであれば自分の方向にワンバウンドしたタイミング、フライであれば一番高くボールが上がったタイミングが良いです。
大声で「オッケー」と叫ぶ事で、体の力みが取れ、リラックスできます。なおかつ声を出す事で打球に意識が集中します。
声出しキャッチ
打球が飛んでくるタイミングで声を出すと前段で書きましたが、更に確率を上げる為に、捕球のタイミングで声を出させます。
我々チームは捕球のタイミングに「ヨシ」と声を出させています。
「ヨシ」と声を出す為には、捕球の瞬間を見ていなければ出せません。
また、良い捕球姿勢で取らなくては声は出しにくくなります。
捕球タイミングに声を出すと言う事は、良い捕球態勢を取り、最後までボールを見る形になるわけですので、ポロリ落球のリスクが非常に低くなると言う事になります。
小指2本
上記の2点の声出しで、格段に捕球率はあがります。
しかし、小学生特有の技術的に未熟な部分で、良い捕球姿勢で、しっかり最後までボールを見ていても、ポロリ落球をやってしまうこともあります。
私が思うに、グローブのハンドリング技術が未熟なんで、ボールの勢いを殺しながらの捕球が出来ていないことが原因だと考えます。
このハンドリング技術を習得するには時間もかかりますので、将来に向けて地道に取り組むとして、取り急ぎ手っ取り早くポロリ落球のリスクを減らす方法をお伝えしたいとおもいます。
この方法は、指抜きとも言われ、グラブ内の指の配置をズラし、捕球部分(ポケット)を深くするテクニックになります。
具体的には、本来5本の指を入れる部分が定められていますが、親指はそのままで、人差し指を本来の中指を入れる部分に入れます。
中指を薬指へ移動。
薬指と小指の2本は本来の小指スペースに揃えて入れます。
本来の人差し指部分に指が無いので、その部分が捕球位置となり、ポケットが深くなり、ボールがしっかり収まるようになります。
このグラブのはめ方をすると、握力が無く、捕球テクニックも未熟な選手は格段に捕球率が上がります。
まとめ
意識と技術はセットで重要です。
気合だけでもダメですし、技術だけでも勝てません。
メンタルとテクニックの2つの指導ができれば、鬼に金棒です。
是非、ご参考にして頂けたらと思います。
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