少年野球の監督の役目!

少年野球

野球三兄弟(中学2年、小学5年、3年)をプロ野球選手にする為、日々試行錯誤しながら様々な事に取り組んでいる野球親父です!

私は現在、小学5年生の次男のチームのコーチとして、指導に携わっています。

長男が小学1年生から指導者生活がスタートし、はや8年目のシーズンになります。

8年もやっていると少年野球に携わる様々な監督とお会いするケースがあり、日々勉強させて頂いています。

評判の良い監督、悪い監督、どこに違いがあるのか?

また、少年野球の監督に求められるものは何なのか?

最近何となく分かってきた感じがありますので、少年野球の監督の役目を私なりに書いていきたいと思います。

少年野球の監督は2タイプある

少年野球の監督は2種類あります。

OB監督としてチームに長年いる場合と、子供が入部していて父兄監督として就任する場合です。

我がチームは、父兄監督制度をとっています。

OB監督も、父兄監督も一長一短あり、よく言われる事は

OB監督

メリット

  • 経験値が豊富
  • エコ贔屓が少ない

デメリット

  • 考え方が古い(自分の価値観の押し付け)
  • 父兄とコミニュケーションが少ない

父兄監督

メリット

  • 父兄と世代が近いので価値観が合いやすい
  • 父兄間のコミニュケーションがフラット

デメリット

  • 経験値が少ない
  • エコ贔屓が出やすい

OB監督、父兄監督がすべてそうかと言ったら全くそんなことはないですが、一般的に良く問題視されるのは上記のような内容が多いです。

しかしながら、OB監督であっても、父兄監督であっても優秀な監督はいますので、結局はその人個人のスキルと言えると思います。

監督に必要な要素

ここからは少年野球の監督に求めるものを書いていきます。

わたしが思う、少年野球の監督に必要な要素は

  1. 明るさ
  2. コミニュケーション能力
  3. リーダーシップ
  4. 指導力

この4つだと考えます。

1〜4は優先順位になります。

1.明るさ

なんと言っても、優先順位ナンバー1は明るさです!

少年野球は楽しくなくては意味がないです。

選手も指導者も父兄も笑顔溢れる環境をいかに作れるかがチームを円滑にまわすポイントです。

その為には、監督が誰よりも笑顔で明るく、活気溢れていないといけません。

暗い顔で、しかめっ面の監督は時代遅れです。

最近は怒鳴り散らす監督は減ってきましたので良い流れですが、怒鳴り散らさないのは当たり前で、明るく、活気あふれるパフォーマンスができる監督像がベストだと思います。

2.コミニュケーション能力

明るい雰囲気作りができれば、コミニュケーションが大切になります。

少年野球は、選手と指導者だけのものではなく、父兄も入れて三位一体にならないと上手くいきません。

これは間違いありません。

選手と指導者間の問題はあまりなく、チーム運営がうまく行かない原因のほとんどが、指導者と父兄間のトラブルです。

監督は必要以上に父兄とのコミニュケーションが必要になります。

グランドで指導者やサポートに父親が入っている家庭は問題ないのですが、普段グランドに来ない家庭は要注意です。

試合の配置と子供の話だけで判断し、クレームを言ってくるケースがあります。

日々のコミニュケーションがあれば、トラブル回避ができると思います。

コミニュケーションとして

  1. 普段の練習を見ての現状の立ち位置の説明
  2. 長所、短所の説明
  3. 自宅での取り組み依頼

この3点を定期的にコミニュケーションをとれば、良いと考えます。

また、打率、遠投、ベースランニングなど、数値的に提示できるものがあれば客観的に判断できると思います。

練習試合は2試合やって、出場機会はある程度平等に提供するなどの配慮は必要だと思います。

そんなこんなのコミニュケーション力は監督には必須スキルになってきます。

3.リーダーシップ

1.2がある前提で、監督にはリーダーシップは必要です。

練習メニューを組んだり、試合で遠征したり、イベント事をやったりと、様々な価値観がある家庭を一つの方向に向けて進まなくてはなりません。

あやふやな説明では人はついてこず、意図をきっちり説明した上で統率していく必要があります。

リーダーシップを発揮する為には、前段の1.2の人間力が必須になります。

4.指導力

最後の指導力は私は無くても問題無いと思います。

野球経験者や、研究熱心なお父さんもチームの中にはいると思いますので、その方をうまく活用する事をおすすめします。

昨今はYouTube、ブログで様々な情報がとれますので、野球経験者よりも、勉強熱心な方が指導する方が良いケースもあります。

まとめ

少年野球の監督に求められるものは、野球キャリアでもなく、指導力でも無いと思います。

明るさ、コミニュケーション能力、リーダーシップの3つの要素の人間力を無視して、野球キャリアがすごいからと言って、監督に推薦してしまうケースがあります。

これは非常に危険です。

1.2.3の要素があれば問題無いのですが、野球キャリアだけあり、人間力が無い場合、チーム崩壊は間違いなく起こります。

監督人事は野球キャリアで選ばす、野球未経験者も含め、人間力で選ぶ事が大切です。

指導に関しては、経験者にお願いし、適材適所の父親配置を監督がマネージメントし、運営していく事が、強いチームを作るポイントです。

父兄の中から監督を選ぶチームも多いと思いますので、是非参考にしてもらえたらと思います。

少年野球の監督は、野球キャリアではなく、人間力が大切です。

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