【必見】小学生が一人で取り組める素振りメニューのご紹介!

少年野球

野球三兄弟(中学2年、小学5年、3年)をプロ野球選手にする為、日々試行錯誤しながら様々な事に取り組んでいる野球親父です!

今回はバッティング練習の基本中の基本「素振り」について書いていきます。

素振りとは

素振りは一人でできる練習であり、イメージ次第で大谷翔平とも対戦できる最強のバッティング練習だと思っています。

しかし、小学生にとってはおもしろくない練習だと思います。

私自身も小学生時代に一生懸命に素振りに取り組んでいたかと言うと、全くそんな事はありません。

自らやる事はほとんどなかったですし、やらされている練習であり、意識は非常に低くかったです。

そんな私が我が子に素振りを強制するのはおかしな話なんですが、プロ野球選手を目指す為には、日々の積み重ねは大切ですので、やらせたいところです。

我が家の素振り事情

現実問題として、わたしも仕事で遅くなる日もあり、毎回の素振りを一緒にすることはできません。

息子の自主性に任せるしかない日も多くあります。

「素振りやったか?」「素振りやれよ!」っと言った声かけをして、毎日継続させる事はできますが、内容までは管理できません。

素振りは正しいスイングで、ピッチャーからの投球をイメージして、1本、1本フルスイングができれば最強の練習方法なんですが、理に適っていないスイングで何度も何度もスイングし続けると変なクセが付き、良くないスイングが身につくリスクもあります。

形にこだわらず、とにかくフルスイングを繰り返し、スイングスピードを上げる、バットを振る力を付ける意味合いで取り組ませる事もありだと思いますが、できる事なら正しいスイングでフルスイングさせたいところです。

悩んだ末に2パターンの方法で実施中

素振りをする意味は

  1. 理想のスイングを身につける
  2. 振る力をつける

この2つの大きな目的があります。

我が家では、

私が一緒にできる時は1.2両方を目的にして取り組むようにしています。

息子一人でやる時は、2の振る力を付けるを主の目的にして、割り切って取り組ませています。

一人で取り組む素振り(振る力を付ける素振り)

小学生の場合、自らバットを持って外にでるだけでも「偉い!!」と思います。

まずはこのバットを持って外に出る行為が習慣化される事がスタートです。

習慣化されたら、内容が大切になります。

普段取り組んでいる内容を自分なりに取り組む事がベストなんですが、小学生にはなかなか厳しいと感じ、課題を出すようにしています。

1の理想のスイングを身につけると言う目的は一旦置いて、2の振る力を付けるに特化してメニューを作っています。

ポイントは息子一人に任せて、チェック機能が無い中で、へんなクセが付かずに振る力をつけられる練習方法である事です。

振る力を付ける具体的な素振りメニュー

変なクセをつける事無く、シンプルに振る力を付けるメニューですので、ある意味、腕立て伏せや、腹筋のようなトレーニングと捉えて頂いて良いと思います。

具体的なメニューですが、

  1. 足閉じ素振りクロススイング
  2. 足閉じ素振り並行スイング
  3. 前足片足立ちスイング
  4. 後足片足立ちスイング

この4つをメニューにしています。

1.足閉じ素振りクロススイング

両足をピタッとくっつけて、膝を軽く曲げて構えます。

右バッターの場合、バットは右肩に乗せます。

右肩からおへその前を通る軌道でスイングします。スイングしきったら今度は左肩付近にバットのグリップを移動し、おへその前を通過してスイングします。

イメージとしてはおへその前でヘッドでバッテン×を描くように連続でスイングします。

難しい事は言わずに、足を閉じておへその前でバッテンをさせるだけでよいのでやらせてみて下さい。

体幹が鍛えられ、体の軸の作り方が分かってきます。またリストが鍛えられ、ヘッドが走る感覚が身に付きます。

10回×2〜3セットをおすすめします。

2.足閉じ素振り並行スイング

1の形で、バットのスイング軌道を地面と並行にします。

ベルトの高さに合わせる感じで並行に右から左、左から右へと連続で振り抜きます。

これもおへその前でバットを返すように連続で降ります。

体幹とリストが鍛えられ、バットのヘッドの効かせ方が身に付きます。

10回×2〜3セットをおすすめします。

3.前足片足立ちスイング

右バッターであれば、左足一本て片足立ちして構えます。

アクションポイントとしては、スイングの最初から最後まで片足立ちで完了させる事です。

おかしなスイングをしていれば、片足立ちでスイングは完成しません。

逆に、片足立ちスイングができると言う事は理にかなったスイングができていると言って良いと思います。

軸で回転しないと片足立ちスイングはできませんし、片足で立ち続ける事で下半身、体幹が鍛えられます。

前足への体重移動の感覚も身に付きますので、子供だけでやる練習として、変なフォームのクセが付くなどの心配は無い練習になります。

10スイング×2〜3回を目安に毎日継続して下さい。

4.後足片足立ちスイング

3をやった後、逆の足でもやります。

後足の片足だけでスイングするメリットは、軸で回転する感覚と、軸足に力を溜める感覚が身に付きます。

10スイング×2〜3回を目安に毎日継続して下さい。

3.4のメニューは、右バッターであれば、左スイングも時間があればやらせて下さい。

片足立ちスイングは下半身と体幹強化ができ、バランス感覚が磨かれますので、トレーニングとしても取り組むべきメニューです。

その他、プラスチックバットを活用した素振りのやり方を書いた記事も有りますので、参考にしてみて下さい。

理想のバッティングフォームを身に付ける方法!【プラスチックバット⁉︎】
理想のバッティングフォームを身に付ける為のおすすめの方法をお伝えしたいと思います。

まとめ

やり方をインプットするだけで、繰り返しやるだけで力がつき、テクニックも身につく素振りメニューになります。

どうやれば楽にできるのか?を考えてやれば、成長スピードは加速するはずです。

是非、お試しください。

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