野球三兄弟(中学2年、小学5年、3年)をプロ野球選手にする為、日々試行錯誤しながら様々な事に取り組んでいる野球親父です!
今回はバッティングについて語っていきます。
バッティングは野球の醍醐味です。息子が特大のホームランを打つシーンを夢見て様々な打撃理論を勉強し、親子の自主練で取り組みます。
色々な練習グッズや動画コンテンツも充実している今の時代、やり方次第で大きな成果を生み出す事ができます。
以前にバッティング練習グッズを紹介している記事がありますので、こちらも参考にしてみて下さい。
私も日々勉強し、新しい物を取り入れながら、息子と試行錯誤しながら毎日自主練に取り組んでいますが、先日中学2年の長男からノックバットを買ってくれと言われました。
現役プレーヤーでノックを受ける方のお前が、ノックバットなんていらないだろ!っと却下したのですが、チーム練習でノックバットを使ってティーバッティングをしたらヘッドが走る感覚が分かって、バッティングが良くなったからマイノックバットを購入し、自主練で使いたいとプレゼンしてきたのです。
ノックバットをネットで調べると意外に安く、5000円〜10000円ぐらいであったので、1番安いのを購入してあげました。
ノックバットとは?
ノックバットとは通常のバットより10センチほど長く、重心が先端にあり、遠心力がきくので、コツを掴めば少ない力で遠くに飛ばせるように設計されています。
また、ノックは数を打ちますので、疲れないように、バットを細くして軽く作られています。
ノックバットで素振り
翌日Amazonからノックバットが届きましたので素振りをしてみました。
今まではノックの為に使っていただけだったので全く意識はしていなかったのですが、バッティング練習としてノックバットで素振りをしてみるとたしかにバットのヘッドを上手く使って走らせる感覚が凄く感じられました。
ノックバットでの素振りの後、普段使っているバットを振ると、頭の中にヘッドが返りピュンとヘッドが走る感覚が残っているので上手くスイングできます。
最初にノックバットを振ってから普通のバットを振る。また交互に振るを素振り練習の中に組み込むと良いスイングが身につくと感じました。
ノックバットでティーバッティング
我が家は自宅前でバドミントンシャトルを下からトスして打つバッティング練習をしています。(本当はボールを使いたいのですが、近隣からの騒音問題とスペースの都合で仕方なく)
以前書いた自宅でのバッティング練習方法を紹介している記事をご紹介します。限られたスペース、自宅内でも練習できるグッズ、方法が載っていますのでご確認下さい。
ノックバットでのティーバッティングをやってみて、特に良いと思ったのは、インコース打ちの練習です。
ノックバットでティーバッティングをするだけで、素振り同様に上手なヘッドの使い方が身につくのですが、あえて体に近い場所にトスを上げて打たすことで、キャッチー側にある手の肘を体に近づけてインサイドアウトのスイング軌道を身につける事ができると感じました。
その時の注意点としては、インコースのボールを引っ張り込むのではなく、出来るだけセンター方向に打ち返す事を意識させます。後ろ手の肘をおへその方まで入れ込んでバットのヘッドをボールにぶつけます。ノックバットでインコースのボールをセンター方向に打ち返す事ができると言う事は、インサイドアウトの理想のスイングができている証ですので、できるようになるまで取り組めば成果はでると思います。
ノックバットでピッチャーからの球を打つ
ノックバットは長くて細いので、球速100キロを超える硬式ボールを芯を外して打ってしまったら折れると思います。
ですので、硬式ボールを打つ際は山なりの緩いボールでお願いします。
我が家はバッティングセンターで70キロぐらいのボールを打つ時に使わせています。
メリットは、細くて、長いバットなので折れそうな感じがして最後までボールをよく見る癖がつきます。
また、バットの先端が重いので、上手く後ろ手の肘をへその前まで入れ込み、ヘッドをポイントに持ってこないと打てないのでバットを上手に扱うテクニックが勝手に身につきます。
まとめ
素振り、ティーバッテング、実打の3段階の打撃練習をノックバットでやってみてください。
バットの扱い方が格段に上手くなります。
長いバットを上手く使ってボールを打てたら、短いバットは簡単に使えるのは当たり前の話です。
重いバットを振る習慣は野球人には多いですが、長いバットを振る事を練習に取り入れている選手は意外に少ないです。
ノックバットは長いバットで実打ができる所が利点です。
是非、日々の練習に取り入れてみて下さい。
おすすめです。
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