野球三兄弟(中学2年、小学5年、3年)をプロ野球選手にする為、日々試行錯誤しながら様々な事に取り組んでいる野球親父です!
今回はスローボールを打つ重要性についてお話ししていきます!
その他バッティングに関する記事もブログで書いていますので読んでみて下さい。
スローボールを打ち始めたきっかけ
小学5年生チームの打線が湿りがちだったので、気持ち良く打たせてリフレッシュしてあげようと考え、マウンドから超スローボールを投げてあげました。(40〜50キロのスピード)
バカスカ打ってくれる物だと思いきや、空振りはするは、バットの先っちょに当てるはで散々な状況でした。
普段のフリーバッティングは70キロ前後のスーとくるボールを投げているのですが、面白半分で超スローボールを投げてあげたらは全く打てないのが分かったと言う流れです。
なぜ、スローボールが打てない?
野球経験者の大人からすると、ただのロングティーと同じなのに…っと思うのですが、不思議とミスショットが多いです。
私が考えるスローボールだとミスショットが多い原因ですが、
- 待ちきれない
- 力んでしまう
- ボールを最後まで見ない
- スイング軌道と合わない
この4つが主な原因だと思います。
スローボールを打つメリット
逆に打てない原因の4つがクリアーされると、理想のバッティングフォームになると言って良いと思います。
ですので、超スローボールを打つ練習をして、綺麗に打ち返せたら理想的なフォームであると言えます。
細かい技術指導をする事なく、超スローボールを打たしていれば自ずとバッティングフォームが良くなると言った理屈です。
4つの課題解決のメリット
スローボールを打つメリットを1つずつ説明していきます。
1.待ちきれない
スローボールをきっちりと強く打ち返す為には、フルスイングできるスイング軌道までボールが来るのを我慢して待つ必要があります。
ピッチャーから投げられたボールを追いかけて打ちにいっていては、レベルが上がって来たタイミングで変化球に対応することはできません。
球速が遅いので、ボールを待って自分のポイントで打たなければ強い当たりになりませんので、自ずと前に突っ込まない練習になります。
2.力んでしまう
ボールが遅いとスピードが速いピッチャーに比べ、ボールを打つまで時間があり、我慢が必要になります。
バッティングの理想はインパクトの瞬間まで力を抜いて、インパクトの瞬間に力を入れる事です。
試合よりも力んではいけない時間が長いスローボールを打つ事で、ボールを捉えるギリギリまで力を抜いてボールを待つ訓練になります。
3.ボールを最後まで見ない
スローボールほど最後までボールをしっかり見ないと打てません。
ゆるいボールなんで、ボールを見る意識を持てば、インパクトの瞬間をきっちり見る事はできます。
実際の試合でインパクトの瞬間が見えているかとなると、ほぼ全員が見えていないと思いますが、インパクトの瞬間まで見る意識は確率を上げるためには重要な事です。
スローボールを打つ事で、その意識を体に染み込ませる事ができます。
4.スイング軌道と合わない
超スローボールは実戦のピッチャーが投げない、超山なりのボール軌道になります。
普段のスイング軌道では捉えるのが難しいです。
確実に捉えるにはボールの軌道とスイングの軌道を合わせる必要があります。
目で見たボール軌道にスイング軌道を合わせる適応能力と柔軟性が鍛えられ、実践力が身に付きます。
まとめ
超スローボールを打つ練習をするだけで、良い打球を打ちたいので子供は工夫を始めます。
大人は我慢強く黙って見るだけにしましょう。
チーム練習のシートバッティングでメンバー全員が見ている緊張感の中で取り組む事がポイントです。
何箇所も作ってのバッティング練習では、雑なバッティングになってしまうので、1球に集中した環境の中で、数をこなす事が大切です。
2ストライク想定で1球打ちにして、守備練習、走塁練習を兼ねれば無駄も無く、効率良い練習になります。
全員でぐるぐる回して10打席ぐらいやると、子供達は自ら工夫し、勝手に良いスイングになり始めます。
よっぽどスイングができていない子供にはワンポイントアドバイスをするのはアリだと思います。
是非試してみて下さい!
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