野球三兄弟(中学2年、小学5年、3年)をプロ野球選手にする為、日々試行錯誤しながら様々な事に取り組んでいる野球親父です!
走攻守 3拍子揃った選手と言われるように、この3つの要素のレベルを上げる事が、チームでも個人でも大切です。
少年野球においては、特に走塁が重要だと感じています。
野球の練習では、長距離を走ったり、ポール間を走ったり、ベースランニングをしたりと、陸上部?って言うぐらい走り込みを繰り返すチームもあります。
我々チームは少年野球で上手くなるための「走る」にフォーカスし、野球に絡めて走り込みや、走る練習、走塁練習を繰り返しています。
参考にさせて頂いているチームは全国大会出場常連の滋賀県 多賀少年野球クラブで、辻監督の著書を読んで、全国大会優勝チームのノウハウを参考に組み立てています。
多賀少年野球クラブ 辻監督の本に関する記事も書いていますのでご紹介させて頂きます。

今回は、全国大会優勝チームを参考にしながら取り組んでいる、タイムを意識した走塁練習をご紹介させて頂きます。
タイムを意識した走塁練習が必要
走るを考えた時に、タイムはつきものだと思います。
長距離にしても、短距離にしても、陸上競技はタイムとの闘いです。
それなのにも関わらず、野球のフィールドで走るをやると、タイムを蔑ろにしているチームがあまりにも多い現実に直面します。
我々チームは全てタイムを測りながらのランニングメニューを組んでいます。
タイムを測ることで、
自分自身のチームでの立ち位置もわかり、目的意識が強くなります。
そして、1本、1本 手を抜かずに走るので、練習が積み重なり、パワーアップしていきます。
タイムを意識したランニングメニュー
では、我々がやっているタイムを意識したランニングメニューをご紹介させて頂きます。
- バント+一塁駆け抜けタイムラン
- 打撃+一塁駆け抜けタイムラン
- 盗塁タイムラン
野球の試合を想定したランニングメニューで、タイムを設定し、取り組んでいます。
それぞれを説明していきます。
バント+一塁駆け抜けタイムラン
やり方としては、正面から下手投げでトスしたボールをバッターボックスからバントをして、一塁まで走り抜けます。
タイム測定はバットにボールが当たった瞬間から一塁ベースを踏んだタイミングまでを測ります。
基準としては、多賀少年野球クラブ辻監督の著書に書かれている
- 打ってから一塁まで4.4秒
- 一塁から二塁の盗塁(リードあり、ピッチャーが足を上げてから)3.4秒
この数値を下回れば瞬足選手と言えると書いていましたので、
バント練習では4秒を切る事を目標に取り組んでいます。
効率を上げる為、二塁と三塁にもランナーをつけて、バントからの走塁練習もさせています。
三塁はスクイズイメージ、二塁は送りバンド
この走り込みだと、手を抜かずに、タイムを競いながら取り組みます。
バント練習にもなるので一石二鳥です。
打撃+一塁駆け抜けタイムラン
バント&ランは4.4秒を切り、3秒台の選手もいるのですが、
バットをフルスイングしてからとなると一気にタイムが悪くなります。
速い選手でようやく4.4秒を切れるか切れないかのレベルです。
4.5秒〜5秒ぐらいになってしまいます。
やっていて思いましたが、4.4秒が切れると内野安打になる確率が一気に上がります。
このタイムを意識した中で、フルスイングしてから走るを繰り返し練習していると、スイングが良くなりました。
無駄に大きなオーバースイングが、インパクトに集中した無駄の無いスイングに変わってきます。
また、試合で凡打して、ガッツリして全力疾走しない選手もいたのですが、タイム測定を繰り返す事で抜き癖が解消され、打ったら全力疾走が当たり前の感覚が身につきました。
盗塁タイムラン
盗塁タイムは3.4秒を目指します。
ピッチャーが足を上げてからキャッチーがセカンド送球しタッチするまで、スーパーピッチャーとスーパーキャッチーでも3.4秒以上はかかります。
練習で3.4秒が切れれば、全てセーフになります。
当然、スタートが遅れるとタイムは大幅にロスしますので、
リード、スタート、スピード、スライディングの4つの要素を意識しながら、3.4秒を切れるように練習します。
まとめ
どうせ走り込むなら野球で生かされる走り込みができれば一石二鳥です。
その中で、具体的なタイム設定をし、取り組む事が成長に繋がります。
その他、少年野球に特化したマル秘テクニック盛りだくさんのおすすめ本を紹介させて頂きます!
参考にしてみて下さい!

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