【少年野球】柔らかいグラブを使わないと守備が下手になります!

少年野球

野球三兄弟(中学2年、小学5年、3年)をプロ野球選手にする為、日々試行錯誤しながら様々な事に取り組んでいる野球親父です!

野球を始めたての低学年タイミングでスムーズなボールキャッチができるようになっていれば、どんどん上のレベルの事に取り組めます。

しかしながら、低学年タイミングの導入時期で変なボールキャッチのクセが身に付いてしまうと中々治すのに苦労します。

変なボールキャッチをするクセの原因は、新しいグローブ(硬いグローブ)が関係していると思います。

今回はグローブ選びの注意点に関してお話ししたいと思います。

低学年タイミングでのグローブ選び(小学1〜3年)

野球を始めたての小学生には安くて良いのでとにかく柔らかいグローブ選んで上げて下さい。

理想はお下がりのグニャグニャグローブから入りグローブにスポッとボールが入る感覚を最初に味わう事が大切なんですが、お下がりがあるご家庭ばかりでは無いと思います。

そんな場合は、実際にスポーツ店に行き、安くて柔らかいものを選んで下さい。

そして必ず、お店で柔らかくしてもらって下さい。

たいていのスポーツ店では新しいグローブを購入したら柔らかくしてくれるサービスをしていますので、是非活用下さい。

それでも不十分な場合はご家庭でパンパンしてグニャグニャにして下さい。

技術があがってくれば、グローブは開け閉じしなくても捕球できるのですが、低学年タイミングはグローブで掴みたくなります。

そんな時期に、開け閉じできないグローブを使ってしまうと変なクセがついてしまいます。

野球導入タイミングはとにかく柔らかいグローブを使わせて下さい。

この時期にボールキャッチの基本を徹底的にトレーニングする事で、その後の成長速度が格段に速くなる練習方法を書いた記事もありますので、参考にしてみてください。

キャッチボールが抜群に上手になる方法
せっかく野球を始めたのであれば、上手にキャッチできるようにしてあげたいですよね。そこで、我が子の野球三兄弟に実践した練習方法をご紹介させていただきます。

5年生からのグローブ選び

何歳になっても新しいグローブはたまりません。

親父の私ですらニューグラブに興奮するんですから、小学生は尚更です。

小学5年生前後のタイミングで、少年野球の最後まで共にするグローブ選びのタイミングがやってきます。

野球経験もそこそこ積み、プロ野球選手に興味を持ち始め、憧れのグローブデザインも決まり始めるのもこの時期です。

どんなグローブでも良いのですが、必ずお店で柔らかくしてもらう事をおすすめします。

我々世代は自分自身でコツコツ型を作っていく事がニューグラブ購入の醍醐味だったのですが、今はお店で型付けをしてもらった方が絶対に良いです。

新品グローブを素人が一から型を付けると必ず失敗します。

経験豊富な親御さんがいる場合は別ですが、お店で型付けをしてもらい柔らかくしてもらう事をおすすめします。

硬いグローブで練習する弊害

技術が未熟な段階で、硬くて開け閉じしにくいグローブで練習をしていると変なクセが付くと前段で記載しましたが、具体的にどのような弊害あるのかを上げていきます。

  1. グローブを立てられなくなる
  2. 捕球ポイントが近くなりすぎる
  3. 両手でしか取れなくなる

大きくは3つの弊害が生まれます。

シーンごとに、この3つの弊害がどのように現れるかをお伝えします。

ゴロ捕球

ゴロ捕球のポイントは

バウンドを合わす→ショートバウンドorボールの落ちぎわで捕球する。

これが基本です。

少年野球の内野守備練習メニュー教えます!
息子の守備技術を元ロッテマリーンズ遊撃手 小坂選手の様な華麗で美しくスピード感あるプレーにいかに近づくかを追い求め日々練習に取り組んでいます。

グローブが硬いと技術が未熟な小学生はボールの落ち際をグローブを寝かしてすくうようにしか取れまん。

なおかつ、ポロリが嫌なので、体の近くで抱え込むように取りたがります。

打球に対して前進してショートバウンドで捕球すると弾いてしまい、捕球できるイメージがないので前に出る事もしなくなります。

硬いグローブを使う事で、守備の基本の早く取って早く投げてアウトにするがやりにくくなってしまいます。

フライ捕球

正面のフライは両手キャッチで良いのですが、ギリギリの打球は片手を伸ばしてキャッチする必要があります。

硬いグローブを使っていると、片手で取るとポロリしてしまう先入観が脳みそに叩き込まれているので、ギリギリの打球でも両手でいってしまいます。

少年野球でよく見る、外野のバンザイでのフライ後逸が典型的な例です。

人間の体の特性上、片手の方が高い場所に手が届きます。

硬いグローブの弊害からのバンザイキャッチはやめさせたい事です。

ライナー捕球、タッチプレー

ファーストの守備でよく見かけますが、両手キャッチしかできないので、間一髪のプレーで手を伸ばしての捕球ができません。

タッチプレーにしても、落としなく無い一心から、捕球からタッチへの移動にスピードが無く、タッチが甘くなります。

まとめ

野球の技術習得の為の基本練習はとても重要です。

と同時に、野球は道具を使ってプレーするスポーツですので、道具選びも練習と同様に重要です。

パフォーマンスを向上させる為の道具によって、パフォーマンスに弊害がもたらされるのは本末転倒です。

子供は判断できませんので、小学生の道具選びは親が責任を持って対応すべき事だと言えます。

この記事を参考に、改めて、お子様のグローブが片手でキャッチできるぐらい柔らかい状態になっているかのチェックをお願いします。

また、新たに購入する際は、お店で柔らかくしてもらうようにして下さい。

変なクセがつかないように、体力と技術に合った道具選びを心がけていきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました