中学3年生、小学6年生、4年生の野球三兄弟と日々練習に取り組んでいる野球親父です。
6年生の次男も卒団間近となり、長男から始まった少年野球指導も二周目を終えようとしています!
そんな中で、少年野球は勝利至上主義で良く無いと論じる方が多くいますが、私はそうは思いません。
私なりの少年野球への向き合い方をお話ししようと思います。
勝ちにこだわるからこそ熱くなれる
少年野球に携わる大人も楽しくなくては続きません。
楽しいとは何か?
遊びでも勝ち負けがあるから盛り上がるし、楽しいのは当たり前の話です。
勝っても負けても同じなら楽しくありません。
少年野球のフィールドで勝利、優勝と言う同じ目標に向かって子供と大人で一緒に頑張るから楽しいのです。
共通の目標があるから熱くなれるのです。
これが、勝ちを目指さない、選手がうまくなる事が目的だ!っとなると、選手と指導者のベクトルが違うので冷めたつまらないチームになってしまいます。
勝ちにこだわるが為に、選手を罵倒したり、怒ったりは本末転倒ですが、勝利と言う目標に向かって一緒に熱く楽しむ事が指導者に一番大切な事だと思います。
ルールを守って無理はさせない!
勝利至上主義がよく無いと言われる原因は、指導者が熱くなりすぎて過酷な練習や、一部の選手を酷使してしまう事だと思います。
昨今の少年野球は球数制限などがルール化され、昔ほど無茶苦茶な状況ではなくなっています。
指導者にとって大切な事は、ルールを守って、選手より熱くなりすぎず楽しむ事だと思います。
バランスが大事
スポーツで勝つと言う事は、遊びで勝つのとは違います。
練習をせずに勝てるほど甘くありません。
厳しい練習を積む必要があります。
選手と指導者の温度感とベクトルが同じならば、厳しい練習も頑張れます。
厳しい練習を積み、勝てた。
勝ったから楽しい。楽しいから頑張ってまた練習しよう。
この最高の流れを選手と共に作り出せるのかが指導者の腕の見せ所です。
厳しいだけでは誰もついてこれません。
勝利と言う成功体験に導ける事で、バランスが取れると思います。
勝ちにこだわるから本気になる、本気になるから上手くなる!
勝ちにこだわるから本気になる本気になるからうまくなる。
スポーツの技術習得には時間がかかり、根気が必要です。
本気で取り組まないと身に付きません。
勝ちにこだわり、勝利を目指す環境があるからこそ本気になれます。
勝ち負けにはこだわりません、野球は楽しむものです!っと指導者が言ってしまうと、子供たちが求めている勝利への温度感とのズレが生じて、うまくいきません。
勝ち負けがあるから楽しい。
勝つために努力して、負けるから悔しい、勝ったらうれしい。
これがスポーツだと思います。
その中で、失敗と成功を繰り返し、挫折や喜びを味わい成長する。
チームメイトと切磋琢磨し、最高の仲間ができる。
まとめ
勝利至上主義は良くない言うのは簡単ですが、上記に描いたような流れを作ってあげるのが指導者の役目だと思います。
選手と一緒に指導者も勝利を目指し、熱くなるから楽しめる。
勝利に拘り過ぎ、行き過ぎた指導は絶対にダメですが、勝利の為に選手と一緒に汗を流すことが指導者の一番大切な事だと思います。
すべては子供たちの為に!
コメント