野球三兄弟(中学2年、小学5年、3年)をプロ野球選手にする為、日々試行錯誤しながら様々な事に取り組んでいる野球親父です!
今回は少年野球で強いチームとは何かを私なりに語っていきたいと思います。
以前書いた、【少年野球】上手い選手の見分け方!と言う記事もありますのでご確認下さい!
強いチームとは
私が考える少年野球の強いチームとは
- 元気があり明るいチーム
- 全力プレーができるチーム
- 積極的なチーム
この3つができるチームが強いです。
少年野球は大半のチームは2.3の小学校が中心となり、限られたエリアからのメンバーでチーム形成がなされています。
スーパー小学生と言われるような選手がいても1人、野球が上手いと言われる選手も3人ぐらい、後は普通の小学生でチームが形成されているケースが多いです。(スーパー小学生はなかなかいませんが)
要するに、9人がバリバリ野球ができる選手で揃っているなんてチームは存在しないのが少年野球の現実です。
ですので、エラーやミスは頻繁に起こりますし、その日のメンタルでパフォーマンスの浮き沈みも多々あります。
そんな少年野球ですので、戦力は大差ないといっても過言ではありません。
結局は、勝ち負けの差はこの1〜3がチームとして徹底できるかと言う事になります。
元気があり明るいチーム
強いチームには必ずムードメーカーと言われる元気いっぱいの野球小僧的な選手がいます。
こう言う選手がいるとまわりも影響を受け、元気で明るくなります。
チームを強くする為には、このようなムードメーカーになり得る選手を発掘するのが良いと思います。
チーム全体を元気良く、活気あるチームにしようとしても、なかなか難しいので、1人にフォーカスして、ムードメーカーに作り上げるのは指導者の手腕かもしれません。
そんな選手が出現しない時もありますが、その時は指導者で盛り上げてあげるのも必要かもしれません。
全力プレーができるチーム
全力疾走、フルスイング、打球に対して最後まで諦めず追いかける。
これが徹底されているチームは強いです。
エラーがつきものの少年野球において、全力疾走は最強の武器です。
全力疾走を徹底と言っても、なかなか徹底できないのも現実です。
ピッチャーゴロ、ファーストフライを打ってしまった瞬間に皆ガッカリして、諦めてしまいます。ダラダラととりあえず1塁までランニングする姿はカッコ悪く、士気が下がります。
全力疾走しなさいと指導しても不貞腐れているので、聞く耳持たずになっています。
そんな中で、指導者間で工夫し、全力疾走せざる得ない環境を作り上げます。
我々チームは全力疾走を徹底する為に、毎打席打ってから1塁までのタイム測定をします。
タイムを取られてると、凡打した後ガッカリしているものの、それはそれ、これはこれで切り替えて走り出します。
しばらくやっていると、タイム測定しなくても全力疾走する癖は勝手についています。
2つ目のフルスイングは意外にできないバッターが多いです。
当てに行くスイングをしていたら相手からしても怖くないですし、ヒットになる確率が下がります。
ファーボール待ち、三振を怖がる癖が付くとなかなか治りませんので、低学年タイミングからガンガン振る癖をつけさせれば、高学年になった時にフルスイングできるバッターになっています。
3つ目の諦めない守備も同じです。
我々チームでは、練習のノックから、追いつかないボールをあえて飛び込ませる事で、最後まで諦めない習慣をつけます。
最後まで諦めなければピンチを切り抜けられるケースもあります。
子供はあきらめやすい傾向がありますが、練習から取り組む事で、改善できます。
積極的なチーム
積極性があるチームは強いです。
初球からスイングしていく積極性
打球をチャージして捕球する積極性
勇気を出して盗塁する積極性
これは技術ではなく、気持ちの部分です。
指導者がチャレンジに対して成功、失敗を問わず、賞賛してあげたら積極的なプレーがどんどん出てきます。
まとめ
同じ小学生がやるスポーツなんで、勝負の決め手は気持ちです。
元気があり、積極的に全力プレーできる選手が多いチームは絶対に強いです。
技術指導も必要ですが、チームメンバーの意識改革に成功すれば、強いチームに生まれ変われます。
技術よりも気持ち!
大事な事だと思います!
コメント